2011年9月30日金曜日

Mandelbulb 3D Animation Preview

 Animation Maker には、Animation Previewがついているが、つくられるAnimationを素早く確認できるだけでなく、まだ見ぬ画像の発見にも役立つと思う。

Animation Preview-AniGif
Preview設定に関してのメモ
「Down-scaling」値は、「Animation size」が基準となる。
「Frames per second」値を1(上図)にするとスライドショー的表示が得られる。
 Animation Maker 画面


2011年9月29日木曜日

Mandelbulb 3D Re-Big Size render

 前回の手順で、B0サイズ(1030x1456mm、150dpi : 6080x8598pixel)がタイリングなし一発でレンダリングできるかどうか試した。結果はだめでした。


結果(ポップアップ)


気を取り直してタイリングに挑戦した。手順は前回と同じであるが、出力をJPGにしてみた。前回のPNGファイルと比べて、ファイルサイズが随分小さくなった。これでいいと思う。
B0出力結果タイリング
上図、赤枠の画像(817KB)を添付する。
B0サイズ20分割の1枚
全体画像(縮小版)
全体画像
パラメータ添付

2011年9月27日火曜日

Mandelbulb 3D Big Size render Tips

 前回の続きであるが、「Big render」の画面に、「Send original par. to main window」のボタンがある。
これを押すと、タイリングなしの画像が得られる。一回だけのトライで常に成り立つかどうか?であるが、今回行った手順は、「Open project」で保存しておいたプロジェクトファイルを開く。次に「Send original par. to main window」ボタンを押し、「Calcurate 3D」ボタンを押すとレンダリングが始まる。


レンダリンクが終了したら、「Viewing」を1:1にして保存する。後は、保存した画像は72dipであるので、画像処理ソフトで150dpiに変更するだけである。最終画像結果は前回と同じである。これでできるなら、タイリングの統合処理がいらないので随分楽である。もっと大サイズでどうなるか試してみたい。

Mandelbulb 3D でビッグサイズレンダリング

新機能の一つビッグサイズレンダリングは、展示会などの作品作りに朗報である。
この機能により、高画質で大サイズの作品がつくれます。
ただし、分割レンダリングですので、レンダリング後に画像を統合して一枚にする必要があります。

B1サイズ(B0サイズも可能です)のレンダリングを例に、その仕方を記載する。

1.まずレンダリング結果を保存するフォルダーを作成しておく。
2011年9月20日記載手順と同様に、¥Utilities¥INIDIRSで開いた画面の「Big render projects:」ボタンを押して保存フォルダーのリンクを登録する。

2.レンダリングしたい画像を準備する。
準備

3.高画質大サイズレンダリング用のパラメーターファイルを作成し保存する。
-1.「high」のボタンを押す。1’のように1:3に変更される。
-2.画像サイズを設定する。
今回は、B1サイズ(1030x728mm)で150dpiの画質に設定してみる。ピクセルに変換すると6083x4299pixelとなる。2の欄に計算値より少し大きめの6100x4300を入力する。
-3.セーブパラメータボタンを押して保存する。ファイルは、1で作成した「Big Render」ホルダーに入れておくとよい。
パラメーターファイルの作成

3.レンダリングの開始
「Utilities」より、「Big renders」を開く。
1.「Import parameter」で先ほど保存したパラメーターファイルを指定する。
2.「Tiling」の設定、入力値を大きくするとタイリングが細かくなる。下図の場合タイリング数が小さすぎて、赤い数値表示になっている。これでは、レンダリングできない。タイリング数を増やす必要がある。
3.出力画像の種類を設定する。
レンダリングの設定
タイリング数(下図は4x3=12、もっとタイリング数を増やしてもいいが、画像統合時に作業が増える)を決めたら、「Render next tile」を押し、レンダリングする。「Ato・・・」にチェックを入れると自動で次々にレンダリング出力される。
注:何回かポップアップが出るが、よく分からないので「OK」を押した。
レンダリングの開始

4.レンダリング結果
BigRenderフォルダーに保存されたタイリング画像。


タイリング画像を統合した画像6100x4300pixelの画像が得られたが、下図はweb用にリサイズした。


5.参考にパラメーターファイルを添付する。

2011年9月23日金曜日

Mandelbulb 3D Formula  一覧 その5

Formula Adds_1
Formula Adds
Formula Adds_2
Formula Adds
Formula Adds_3
Formula Adds
Formula Adds_4
Formula Adds
Formula Adds_5
Formula Adds
Formula Adds_6
Formula Adds


Mandelbulb 3D Formula  一覧 その3

Formula 4D_1
Formula 4D 
Formula 4D_2
Formula 4D
Formula 4D_3、4Da
Formula 4D、4Da



Mandelbulb 3D Formula  一覧 その2

Formula 3Da_1

Formula 3Da
Formula 3Da_2
Formula 3Da


2011年9月22日木曜日

Mandelbulb 3D Formula  一覧 その1

Mandelbulb 3D 1.7.4.0になりFormula数が203個に大幅に増加した。一覧を作成し、利用する際の参考にする。

3D_1
Formula 3D
3D_2
Formula 3D
3D_3
Formula 3D
3D_4
Formula 3D



2011年9月21日水曜日

Mandelbulb 3D ステレオ(立体視)

新しくMandelbulb 3Dにステレオ(立体視)機能が追加された。手軽にステレオ(立体視)が楽しめる。アニメーションにもこの機能が追加されているが、まだ試していない。
ちょっと気をつけたいのは、「Screen distance」のデフォルト値が「2」となっており、大きすぎるかもしれない。下図は、この値を0.65にしたものである。(この値が大きいと前後の飛び出し効果は大きくなるが、認識が難しくなる)

交差法

パラメータを添付する。

2011年9月20日火曜日

Mandelbulb 3D のアニメーション

Mandelbulb 3D のアニメーション機能は、直感的な操作で優れている。だれにでも直ぐに楽しむことができるのは、すばらしいことである。ただし、アニメの質の向上は大変難しい。相当の勉強と訓練、そして、いい機材が必要であると痛感する。
消化液製造器官のアニメ
アニメ作成の解説
1.アニメファイルを保存するホルダーを設定する。
これは、他の設定も同じであるが、「Utilities¥INI DIRS」をクリックするとポップアップ画面が出るのでここで設定する。設定が終わったら、「Save」ボタンをクリックする。
2.次にメイン画面にアニメにしたい画像を表示させておく、これがキーフレームになる。

3.メイン画面の左上のアニメーションメーカーボタンをクリックし、ポップアップ画面を出す。
下図に記入した番号順に説明する。
-1.シーンのセット:メイン画面に表示された画像が設定される。順次設定する。
-2.後でキーフレームを追加挿入したい場合に使う。
-3.キーフレームを削除するのに使う。
-5.キーフレーム間のフレーム数の設定。
図で×を付けたところは、最初に設定しておけば、全てのキーフレーム間のフレーム数が設定できるが、後から一括で変更しようとしてもできない。画像の右下にあるところは、いつでも個々のフレーム数が設定できる。
-6.アニメサイズの設定
-7.ループアニメ作成の場合はチェックする。
-8.出力形式の設定。
-9.プレビュー(設定が終わったら、レンダリングする前に見ておいた方がよい)
-10.シーンファイルの保存。
-11.レンダリング(最初に設定したホルダーにアニメ画像が保存される)開始と終了。


Mandelbulb 3D の世界 「有機体」

Mandelbulb 3D は、有機体や建造物、そして空間に浮かぶ不思議な物体をつくり出すソフトである。
今回は、有機体を思わせるイメージを載せる。
題名は「消化液製造器官(digestive-juices manufacture organ)」とした。

消化液製造器官-1(digestive-juices manufacture organ)
消化液製造器官-1
消化液製造器官-2(digestive-juices manufacture organ)
消化液製造器官-2
消化液製造器官-3(digestive-juices manufacture organ)
消化液製造器官-3
パラメータを添付する。

2011年9月18日日曜日

お気に入りのFractal Softたち Mandelbulb 3D

ここ数年、はまっているソフトの一つである。最近アップデイトし、拡充と操作性アップが図られた。
特に、Formulaの拡充と3D naviの操作性アップそして、Big render機能の追加はうれしい。

ソフトのダウンロード:
http://www.fractalforums.com/index.php?action=downloads
ソフトの成り立ち(開発経緯):
http://www.skytopia.com/project/fractal/mandelbulb.html
チュートリアル:
http://haltenny.deviantart.com/art/Mandelbulb-3D-Tutorial-178699733
http://haltenny.deviantart.com/art/Mandelbulb-3D-Tutorial-2-192449982
http://haltenny.deviantart.com/art/Dragons-Guarding-The-Ruins-194774664
多くのサンプルパラメータ:
http://www.fractalforums.com/mandelbulb-3d/mandelbulb-3d-parameters-list/

まずは、YouTubeを見てみるといい。
http://www.youtube.com/watch?v=E91yxk_pT_A&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=xO5fXGqeM5c&feature=related


パラメータを添付する。

2011年9月14日水曜日

お気に入りのFractal Softたち Fractured

このソフトは、植物の花や茎の断面そして人体の組織を連想させるイメージを生成し、色付けもユニークで美しい仕上がりを提供してくれる。
soft:
http://ozone.id.au/programs
Image Sample:
http://ozone.id.au/index.php?tab=images&folder=fractals

このソフトに関する解説やイメージは、あまりお目にかからないのが残念である。
私のサンプル:
https://picasaweb.google.com/116692060417582869952/Fractured

Fractured + Photoshop

2011年9月13日火曜日

お気に入りのFractal Softたち 泣き言

お気に入りのFractal SoftにBiowinがある。あったと云う方が正しいのかもしれない。
このソフトは、解説はWebに載っているが、ソフト本体は姿を消している。
解説:
http://homepage2.nifty.com/malaria/biowin.html

このソフトの面白いところは、プリセットされている12ピースの立体から原初生物を思わせるオブジェクトを生成し、POV-Rayと連携することにより、POV-Rayで生成するテクスチャーをそのオブジェクトに適応させることができる。
そして、背景処理も大気、地形、海、空、画像など簡単に設定でき、オブジェクトを簡単に溶け込ませることができる。
アニメーションも簡単に作成できるのもいい。

残念だが、以前入手したソフトも現在の環境では動作しない。これは、Windows専用ソフトでXP以前のバージョンでしか動作しない。またPOV-Rayもバージョン3.5以前である必要がある。
Windows7でもWindows XP モードを使用すれば、Windows XP 用に設計されたプログラムが動作するという言葉に誘われて、Windows 7 Professionalにアップグレードしたが、16ビット画像しか得られずプアな画像で使い物にならなかった。
Microsoftには、またしてもがっかりである。
Microsoftから抜け出したいが、そうも行かないジレンマである。

このソフトが、復活するのを楽しみにしている。
サンプル:私のHP
http://kentpress.web.fc2.com/kentpress/3D/3D-top.html
Biowinで作成した画像


2011年9月12日月曜日

動かしてみる

今までの流れからすれば、Stering2で作成した画像だけを動かすほうがいいかもしれないが、今回は、POV-Rayで作成したオブジェクトとそれに貼り付けた画像を動かしてみる。
前回作った「球」と「トーラス」、そしてもう一つ「球+スパイラル」を追加し、アニメーションを作成する。

POV-Rayでアニメーションを作成するポイントは、clockを使うこととINIファイルの設定である。
clockについては、添付Program Fileを見てくさい。
解説は下記が分かりやすい。
3D Animation with POV-Ray:
http://www.f-lohmueller.de/pov_tut/animate/pov_anie.htm

INIファイルの操作は、3手順ほど必要である。
1.メニューバーのRender\Edit Settings/Renderをクリックする。

1-1.するとRender Settingsのポップアップがでるので、中ほどのボタン「Browse」をクリックすると、INI Fileがポップアップする。

1-2.iniフォルダーは通常マイドキュメント\POV-Ray\3.7または3.6の中につくられる。
その中にROTATE.INIファイルを作成し、保存しておく。(INIファイルは下記に載せておく)
ここでの設定ポイントはフレーム数である。

2.Render Settingsのポップアップの下の方に「Command line options:」があるが、ここにアニメーションサイズを設定する。
+W320 +H320 +aa0.3 +FN

3.アニメーションレンダリングが終了したら、iniファイルを元に戻し(QUICKRES.INI)、「Command line options:」に記載した文書の削除が必要である。


ROTATE.INI ファイルと torus6-5.pov ファイルを添付する。

Sterling2 立体物に貼り付ける

XaoSでも立体物に貼り付けたものを紹介したが、改めて貼り付け方等を紹介する。
立体物の作成とレンダリングは、POV-RAYを使うのが最も簡単と思われる。
それには、POV-RAYのInsert Menuを使えるようにしておくことが肝心である。
POV-RAY:
http://www.povray.org/download/
Insert Menu:
http://www.f-lohmueller.de/pov_tut/down/insert_a.htm
Basic_Templates:
http://www.f-lohmueller.de/pov_tut/addon/00_Basic_Templates/_index.htm

これらの使い方、解説は数多くWebに載っている。
これらが、使えれば好きな立体物を作ってそれに貼り付けて楽しむことができる。
ちなみに、Insert Menuは、通常¥マイドキュメント¥POV-Ray¥v.3.6またはv3.7のフォルダー内に形成される。

サンプル作成方法:
1.貼り付けるSterling2の画像2枚を1つのフォルダーを作って入れる。
001.png(Parameter file : 001.loo )


001_7.png(Parameter file : 001_7.loo)

2.POV-RAYの「Insert」から「Ready_made_scenes\Basic_Scene_01-Checkered plane」を選択する。


今回は、煩雑さを避けるためにチェッカーフロアー(// ground ----- plane{ <0,1,0>, 0 ・・・・)を削除し、トーラス「Insert¥Basic_shapes\torus」を追加した。

1で作ったフォルダー内にプログラムを保存する。レンダリングすると、このような画像になる。(Program file : wrap.pov)

下記に、Parameter file : 001.loo、Parameter file : 001_7.loo、Program file : wrap.pov を添付する。

Sterling2 解説

前回、Sterling2は、簡単に多彩なイメージを作り出せると述べたが、それについて解説する。
まず、画像を右クリックすると、Imageが切り替わる(Julia ModeとInside Out)。そして、Rectangle ModeやZoom In /Out Modeである。クリックすると、これらの項目の頭にチェックが入るがこれで切り替わる。
画像を右クリックする
Julia Mode
Julia Mode
Inside Out
Inside Out

また、イメージを大きく変更するには、Formを選択すればよい。50種類がプリセットされている。
Form
その他に、Rend:30種、Lyapunuv:20種、LDerivative:21種、LMapping:9種などがある。
これら全て掛け合わせると、85,050,000種にもなる。そして色の変化やズーム変化を加えると無限ともいえるイメージを作成できる。

画像サイズを設定するには、「Dialogs」XY Sizeを開いて設定する。WidthとHightに数値を入力し、Applyをクリックする。

画像サイズの設定
あと、お気に入りの画像を得るためには、「Image」の中のRotate90MirrorやMirrorなどを使ったり、「Dialogs」Color Controlsを使うとよい。

Image
color

Color Controls
最後に、「File」 Optionsでは、JPGやTIFなどの設定ができる。また、「File」 Save asでは下図のようなファイル形式で保存できる。画像保存をするとパラメーター(loo)も一緒に保存される。
保存できるファイル形式