2011年11月13日日曜日

製本された写真集を作る! その7 最終

写真の準備が整ったので、いよいよMYBOOKでの写真集の編集です。編集作業は、テンプレートを使用すれば非常に簡単です。本の大きさとページ数決めて、テンプレートを選び、写真をテンプレートの枠にドロップするだけです。もちろん各ページに掲載する写真の数とか、大きさや背景の変更も簡単です。写真にドロップシャドウを付けたければ、右クリックでポップアップがでますので簡単です。
写真の配置ができれば、文字の挿入で終了です。あとは、画面に従って発注するだけです。発注に際して、公開するに同意すると、ネット上で写真集が閲覧できます。
ハードカバーで発注しましたが、出来上がり品質はたいへん満足のいくものでした。
それと、編集に際しては、いつでも保存ができますので、じっくりと検討を重ねることができます。
つぎは、FUJIFILMフォトブックを試してみようと思い、このサービスの一つ「簡単作成タイプ」を試してみました。これは、web上で作業ができるものですが、10日間期限付きで編集保存ができる制約がついています。作業は、MYBOOKと同じかそれ以上に簡単です。しかしこの作業をしている最中にMYBOOKが送られてきましたので、FUJIの方は、発注を取りやめMYBOOKでもう一つの作品も発注しました。今度は、ソフトカバーで頼みました。機会を見つけてFUJIにも発注したいと思っています。

ネット上で閲覧できる「小石さんのスケッチ集」のWEB
http://www2.mybook.co.jp/clubmybook/library/viewer/index.php?albid=30578

2011年11月10日木曜日

製本された写真集を作る! その6

編集ツールでの操作

下記1~3は、カメラに付属のソフト(CaptureNX)を、そして4~8は、Photoshopを使っています。
1.  色調補正1 (色かぶり補正:白い部分を白くする)
  下の図で説明していきます。
  壁もグレーで白いところが見当たりませんが、ネームカードは白いはずなので、ここを白にします。また、図に示した1と2の部分では、色の濃さが違うように見えます。ここは、次の照度ムラ補正で行います。

ちなみにPhotoshopでグレースケーに変換し濃度を測ってみると、23%と42%で19%の差です。

2  色調補正2 (照度ムラの補正)
図示した1を選択し下方のスライダーを動かし  色調補正1 を行います。次に2を選択し図の長い矢印のごとくドラッグします。

3  大雑把な切り抜き (余白カット)

4  ゆがみ取り (絵を四角に整える)
ここからは、Photoshopの作業
-1.メニューバー¥選択範囲¥全てを選択 を選ぶ
-2.メニューバー¥編集¥変形¥ゆがみ を選び矩形にする
ガイドを設定すると作業がやりやすい


5  切り抜き (余白だけでなく絵の周辺もカット)

6  色調補正3 (レベル補正)
  メニューバー¥イメージ¥色調補正¥レベル補正、ホワイトポイントスライダーとブラックポイントスライダーを移動する

7  色調補正4 (必要によりカラー補正とトーンカーブ)
  今回はパス
8  フィルタ (必要によりシャープネスフィルタをかける)
今回はパス
最終的に補正した画像、ただし低解像にしてあります



2011年11月4日金曜日

製本された写真集を作る! その5

 3.写真集にする写真選定と写真加工
 最初に、写真集にする写真を選んで一つのフォルダーに集めておきます。次に写真の加工作業を行います。

写真加工手順
3-1.  色調補正1 (色かぶり補正:白い部分を白くする)
3-2  色調補正2 (照度ムラの補正)
3-3  大雑把な切り抜き (余白カット)
3-4  ゆがみ取り (絵を四角に整える)
3-5  切り抜き (余白だけでなく絵の周辺もカット)
3-6  色調補正3 (レベル補正)
3-7  色調補正4 (必要によりカラー補正とトーンカーブ)
3-8  フィルタ (必要によりシャープネスフィルタをかける)

※手順詳細については、後ほど実例で解説します。また利用するツールのサイトも参照してください。
上記の編集ツールについて
私は、1~3は、カメラに付属のソフト(CaptureNX)を、そして4~8は、Photoshopを使っています。

CaptureNX(Nikon):製品版Capture NX 2の解説がサイトに載っています。

Photoshop:私はCS2を使っていますが、最新バージョンは、CS5です。



製本した写真集を作る! その4

次はいよいよフォトブックの作成についての番ですが、フォトブックを作成するモードに入ると写真の画素数が足りないなど警告が出たりしますので、あらかじめ写真については十分な品質のものを準備しておくことが大切です。
また多くのユーザーが写真集を公開していますので、参考にするといいと思います。
http://club.kantan-mybook.jp/index.html

そこで、最初の目次に追加して、写真撮影、他を追加します。

2.写真撮影

 最近は、コンパクトカメラでも1000万画素を越える高画質撮影が普通になっています。 そんな中で、写真集に要求される画素数は、600万画素(画像モード:6M[3000×2000])程度ですが、絵の写真集は、写真編集(切り取り、変形など)を前提としますので、画素数は1200万画素(12M[4000x3000])での撮影がおすすめです。
http://fujifilmmall.jp/pbd/product/index.html#c02

それと、撮影に際しての2~3の注意点を記しておきます。


 2-1.撮影環境を整える(均一な光)
 撮影対象である絵やスケッチに均一な光を当てる。経験上、太陽光(晴れの日)で、直射日光や影が当たらない場所が適しています。しかし多くの場合、室内で撮ることが多く、特に美術館や画廊などの絵の架かっている壁を見ると良くわかりますが、ほとんどの場合照度ムラや色かぶりがあります。勿論、フラッシュ撮影は論外ですので考えないほうがよいでしょう。

 私は、美術館や画廊での撮影の際は、ほとんど中央部重点測光、ISO感度を1600、シャッタースピード1/125secで撮影していますが、撮影スタート時に画像品質を液晶モニターで確認しています。多くの場合、露出アンダー気味のほうが、深みのある画像が得られます。

 それから、額の影が絵に大きくかかるものや、ガラスが付いているものは、後加工がたいへんなので撮影しないことが多い。

 2-2.撮影対象の周辺も撮影する(色かぶり除去:ニュートラルコントロールポイントの設定)
 撮影対象(絵、スケッチ)の周辺に白い部分をいれて撮影します。この白い部分は、撮影後の写真補正で利用します。美術館や画廊などでは持ち込むことができないので、壁の白やネームカードの白を一緒に撮影します。

 2-3.撮影対象の特徴を理解する(斜めからも撮影)
 油絵の場合、特に厚塗りした絵や保護ワニスを施したものは、反射光が気になる場合があります。このような場合は、撮影角度を変えて撮影し、撮影後、編集ソフトで画像ゆがみを補正します。

 水彩画は、通常ガラス額入りですが、このガラスを外す必要があります。その場合、パネル貼りしてあれば問題ないが、紙単体の場合は、紙の支えや紙の凹凸の光や影など注意が必要です。

 スケッチの場合は、通常F4サイズ程度で、あまり問題ないが、裏写りに気をつけます。
紙が薄い場合や極端にスケッチが濃かったり薄かったり描かれている場合は、裏や次ページに描かれたものが一緒に撮影されます。これを防ぐために、黒色紙を次ページに挟んで撮影します。

製本した写真集を作る! その3

1.評判などの調査

 1-2.種類と価格
    MyBOOKの場合
 正方形または横長形状で、表紙材質、大きさ及びページ数(最大80ページ)により、945円から19,425円まで選べます。 
FUJIFILMフォトブックの場合
 正方形、横長、縦長形状と豊富で、製本種類、印刷種類、表紙材質、大きさ及びページ数(最大200ページ)もいろいろで、1,250円から7,480円まで選べます。

 1-3.利用ソフト
 各社独自の作成ソフトをインターネットで提供している。いずれも、無料です。
保存機能があるので、気に入るまで何回も変更できます。
ただし、FUJIFILMの簡単作成タイプは、10日間の保存期間限定です。
    
 1-4.作成上のQ&A
    どちらもページ上部にリンクがあり、分かりやすい。

 1-5.発注と納期
    MyBOOKの場合
 最短8日後、毎日2400までに注文すると、翌営業日から起算して、6営業日目に工場(広島)出荷。 
FUJIFILMフォトブックの場合
 最短7日後、注文の商品によって異なり、
 ・フォトブックデザイン 14日後に自宅または店舗に発送
 ・フォトブックスクエアプラス―7日後に自宅または店舗に発送

 1-6.その他の主なフォトブック・サービス
   ・ドリームページ (株式会社DNPドリームページ)
・フエルフォトブック (ナカバヤシ株式会社)
・オンラインラボ (株式会社ピクチャリングオンライン)
・楽天写真館 (楽天写真館株式会社)
・日本ジャンボーインターネットオーダー (日本ジャンボー株式会社)
Digipri(デジプリ)(株式会社プラザクリエイト)
vivipri(株式会社福多デジタルフォト)
・ネットプリントジャパン(ネットプリントジャパン株式会社)
Snapfish(日本ヒューレット・パッカード株式会社)
PHOTOPRESSO(キャノン)
  ・Potoback

製本した写真集を作る! その2

インターネットを見るとさまざまな人の好評が載っています。そんな中からMyBOOKFUJIFILMフォトブックを選びました。
MyBOOK
http://www.mybook.co.jp/
FUJIFILMフォトブック
http://f-photobook.jp/index.html


1.評判などの調査

 1-1.評判

「好評:1」プロが選んだフォトブック・サービスの比較より

ランク1位:MyBOOK
ランク2位:FUJIFILMフォトブック

フォトブックの総合評価

サービス名
価格
日数
ソフト
装丁
画質
総合
総合点

MyBOOK
90
価格、装丁・画質よし
FUJIFILM
フォトブック
A
85
それなりのことはある
Digipri
A
80
早く安く、いい画質
snapfish
B
75
安くて早い
nocoso
B
65
とにかく安い
ホンニナル
B
65
とにかく早い
Photoback
C
60
これから延びていく
フエル
 
フォトブック
C
60
装丁が素晴らしい
フォトブック
(
キタムラ)
C
55
平均的な実力者


フォトブックの装丁と画質の比較

サービス名
装丁
プリント方法
装丁
画質
FUJIFILMフォトブック
背綴じ・上製本
背綴じ・上製本
無線綴じ並製本
・デジタル銀塩印刷
・カラーレーザーオンデマンド印刷機
MyBOOK
背綴じ/ハードカバータイプ
背綴じ/ソフトカバータイプ
糸綴じ/ハードカバー(ページラミネート加工)
糸綴じ/ハードカバータイプ
表面加工のバリエーション多数
カラーレーザーオンデマンド印刷機
Digipri
ソフトカバー仕上げ/ハイグレード印刷用紙
カラーレーザーオンデマンド印刷機
フエル  フォトブック
マットPP加工/糸綴じ製本/UVニス加工/スリップケース付
UV
ニス加工/オレフィンカバー付
カラーレーザーオンデマンド印刷機
フォトブック(キタムラ)
ソフトカバー仕上げ
写真の印画紙に近い
デジタル銀塩印刷
Photoback
マット系ラミネート加工/上質微塗工紙
カラーレーザーオンデマンド印刷機
ホンニナル
無線綴じ
カラーレーザーオンデマンド印刷機
snapfish
上製本・背綴じ
無線綴じ
カラーレーザーオンデマンド印刷機
nocoso
無線綴じ
カラーレーザーオンデマンド印刷機

フォトブック編集ソフトウェアの比較
サービス名
PCへのインストール
使いやすさ
自由度
備考
FUJIFILM フォトブック
特に良い
特に良い
ダウンロード版は、かなりいろんなことができる。操作性もよい。なんでもできるって感じ。簡易版もあり。
MyBOOK
特に良い
普通
感覚的に操作ができる。「オートレイアウト」「フリーレイアウト」の2タイプで簡単にも、凝った作りにもできる。

信頼度、価格、納期など各社あまり変わらないみたいです。


2011年11月3日木曜日

製本した写真集を作る! その1

 インターネットの普及は、今までなかなか手に入りにくかったものを、手軽に手に入れることを可能にしています。そんな中の一つに自作製本写真集がある。最近、数社からインターネットで写真集や作品集を作れるサービスがあり、一冊からでも本格的写真集が簡単に作れることを売りにしています。私もそんなサービスに関心を持つ一人です。
 展覧会などで発表した作品などを本にすれば、作品を引っぱり出さずに手軽に楽しめますし、家族や友人に見せるのも容易です。
 今回は、友人の作品集を作る機会に恵まれたので、メモしておく。
まずは、初めてなので、評判など調べ、トライしてみました。
そして、トライ結果を友人と相談して、もう一度きちんと作品集を作れればと思っています。

 下記のような順番でメモしようと思います。

1.評判などの調査
 1-1.評判
 1-2.種類と価格
 1-3.作成上のQ&A
 1-4.発注と納期
 1-5.その他の主なフォトブック・サービス
 1-6.フォトブック・サービスの選択
2.実際の作成について
3.結果概要、評価、感想



 

2011年10月18日火曜日

第49回 東京黒百合展(2011)出品作 解説

第49回 東京黒百合展が、先日10/10-16、東京銀座アートホールで行われた。

私は、 「地下深くに広がる光景」 Fractal CG を出品した。

いつもとはちょっと違って、かなり暗いイメージの作品を出品した。
多分大震災の影響が心に及ぼした結果ともいえる。地球は、くしゃみをした程度であろうが、地球地下のエネルギー放出は、すさまじいものである。
今回の作品は、Mandelbulb3Dというフラクタルソフトの代表的Formulaである「Amazing Box」というキューブを利用したものである。このフラクタルキューブは、何層にも重なった構造を持ち、作品は、そのキューブの内部を切り取った画像である。
地球も層構造をしているといわれているが、こんな光景が広がっているのかもしれない。

今回の作品は、大全紙(508mm×610mm)の大きさである。
印刷会社は、「中5印刷:http://www.naka5.net/」を利用している。
ファイン光沢紙、B0サイズ出力で¥3000と大変安い。
データは、1GBまでネットでスムーズに送れる。
品質は、大きなサイズなのでちょっと離れてみる分には、十分といえる。

作品を分割し実寸に近い大きさで何枚か示す。
A1
A4
B7

Mandelbulb 3D アニメプレビューを使ってお気に入り画像をゲットする

最初に数枚の画像を準備する。今回は、AmazingBoxのScaleとFoldの数値を変えた3枚(添付パラメータ参照)を選んだ。
アニメプレビューでお気に入りの画像が、どの辺りなのか目星をつける。目星がついたら、ScaleとFoldの数値を割り出しお気に入り画像をゲットする。こんな方法は、複雑なものには対応できないと思うが。あるいは、アニメーションレンダリングを走らせて、お気に入りのところで一時ストップさせて、パラメータを保存してゲットする。これは、アニメーションレンダリングを見ている必要があるので大変だ。画像と一緒(自動的)にParameterも出力できることを期待したい。

1.ゲットしたお気に入り画像

2.アニメプレビュー
3.アニメ設定画面

4.パラメータ添付