2019年6月27日木曜日

2019年出品予定作品

2019年東京黒百合展は、9月30日から10月6日、銀座アートホール2Fで開催の予定です。
その展覧会に出品予定の作品ができました。
今年は、念願のコラージュに挑戦しました。
例年発表してきたフラクタルCGも素材の一つとして加えた。
題名「Constructions」
大きさB1(1030x728mm)、プリント(イーワン大判プリントサービス



今回、コラージュに挑戦できたきっかけは、5年以上前に使っていたPhotoshopとIllustratorがWindows10で使えるようになったからです。

作品への想いと素材について記録しておく。
映画「マトリックス」の前半、主人公が液体の入ったカプセルの中に繋がれてエネルギーを供給するだけの存在が現実世界とする不気味な設定。そして、そんな人間が無数にいる世界を生々しく描写した一コマは、記憶に焼き付いている。
素材に使った3DCADのゼブラ効果画像は、そんなマトリックスに繋がる素材と感じている。パイプの形や色などが類似しているように思う(私だけかもしれない)。
コラージュに取り入れた写真は、6枚であるが、そのうちの3枚は、最近ニュースで話題の国や人物である。
そして2枚は、私が、好きな池田満寿夫とジョセフ・コーネルの作品である。
あともう一枚は、趣味の一枚である。エロス、性など。
この画像は、Photoshopでレイヤー効果「差の絶対値」を使った。
最後にフラクタル画像「Construction01」を配した。
Illustratorは、3枚のレーヤー構成で
1.3DCADて作ったゼブラ効果画像、そのゼブラ効果を線で輪郭をなぞったりした。
2.上記1を下図にパイプだけを作成したもの。
3.グラッフィクスタイルを使った画像。
それぞれ3枚をPhotoshopに取り込んで作品を構成した。
最後になるが、作品題名の「Constructions」は、2018年に作成したフラクタル画像のタイトルで、構造物、建造物を思わせる画像なのでつけた。またコラージュは、素材の構成が面白い技法なので、この名前ににもフィットすると思う。
2019/06/27