2011年10月18日火曜日

第49回 東京黒百合展(2011)出品作 解説

第49回 東京黒百合展が、先日10/10-16、東京銀座アートホールで行われた。

私は、 「地下深くに広がる光景」 Fractal CG を出品した。

いつもとはちょっと違って、かなり暗いイメージの作品を出品した。
多分大震災の影響が心に及ぼした結果ともいえる。地球は、くしゃみをした程度であろうが、地球地下のエネルギー放出は、すさまじいものである。
今回の作品は、Mandelbulb3Dというフラクタルソフトの代表的Formulaである「Amazing Box」というキューブを利用したものである。このフラクタルキューブは、何層にも重なった構造を持ち、作品は、そのキューブの内部を切り取った画像である。
地球も層構造をしているといわれているが、こんな光景が広がっているのかもしれない。

今回の作品は、大全紙(508mm×610mm)の大きさである。
印刷会社は、「中5印刷:http://www.naka5.net/」を利用している。
ファイン光沢紙、B0サイズ出力で¥3000と大変安い。
データは、1GBまでネットでスムーズに送れる。
品質は、大きなサイズなのでちょっと離れてみる分には、十分といえる。

作品を分割し実寸に近い大きさで何枚か示す。
A1
A4
B7

Mandelbulb 3D アニメプレビューを使ってお気に入り画像をゲットする

最初に数枚の画像を準備する。今回は、AmazingBoxのScaleとFoldの数値を変えた3枚(添付パラメータ参照)を選んだ。
アニメプレビューでお気に入りの画像が、どの辺りなのか目星をつける。目星がついたら、ScaleとFoldの数値を割り出しお気に入り画像をゲットする。こんな方法は、複雑なものには対応できないと思うが。あるいは、アニメーションレンダリングを走らせて、お気に入りのところで一時ストップさせて、パラメータを保存してゲットする。これは、アニメーションレンダリングを見ている必要があるので大変だ。画像と一緒(自動的)にParameterも出力できることを期待したい。

1.ゲットしたお気に入り画像

2.アニメプレビュー
3.アニメ設定画面

4.パラメータ添付