先日東京ビックサイトで「国際ブックフェアー」を見てきた。いつも気にかけているコーナーの一つに優秀装丁本の展示がある。その中で、気に入ったのが、「超訳 ニーチェの言葉」である。カバーは、黒地に銀色の格調のあるタイトル文字が浮き出るすっきりしたデザインである。表紙は分厚い厚紙。ベージは、余白が大きく見やすい書式である。
超訳 ニーチェの言葉 白鳥春彦 編訳 共同印刷株
気に入った内容を添付する。
生活をデザインする
快適に美しく生きたいと願うのなら、そのコツは芸術家の技術が教えてくれる。たとえば画家は物の配置に気を遣う。わざと遠くに置いたり、斜めからのみ見えるようにしたり、夕焼けが反射するようにしたり、影が効果的になったりするようにする。
これと似たことを生活の中でわたしたちはしている。インテリアの配置だ。使い勝手だけを考えて家具を置くわけではない。美しく生活できるように工夫をこらす。そうでないと、雑多でめちゃくちゃな空間の中で暮らさなければならなくなるからだ。
同じようにわたしたちは、生活の諸々の事柄や人間関係を自分の好きなようにデザインしてよいのだ。
『悦ばしき知識』
2011年7月19日火曜日
2011年7月13日水曜日
2011年7月12日火曜日
2011年7月11日月曜日
タイル 「キンドラーとゴジベエ」 Penrose Tile Type A
谷岡一郎 著「エッシャーとペンローズ・タイル」PHPサイエンス・ワールド新書 より
谷岡氏のオリジナルデザイン「キンドラーとゴジベエ」をSolid Edgeで作成してみた。
これは、商品化されているらしい。
1.キンドラーとその下図
2.ゴジベエとその下図
3.パーツ:キンドラー
谷岡氏のオリジナルデザイン「キンドラーとゴジベエ」をSolid Edgeで作成してみた。
これは、商品化されているらしい。
タイル 「キンドラーとゴジベエ」 |
上記の裏面 |
キンドラー |
ゴジベエ |
キンドラー |
2011年7月5日火曜日
タイル 「馬と駱駝」 Penrose Tile Type A
谷岡一郎 著「エッシャーとペンローズ・タイル」PHPサイエンス・ワールド新書 より
谷岡氏がエッシャーへの鎮魂曲として捧げた、「ペンローズ タイル タイプA」の変形「馬と駱駝」をSolid Edgeで作成してみた。
1.下図が、ペンローズ タイル タイプAの基本形である。通称「Kite」と「Dart」と呼ばれている。
5.下図
谷岡氏がエッシャーへの鎮魂曲として捧げた、「ペンローズ タイル タイプA」の変形「馬と駱駝」をSolid Edgeで作成してみた。
タイル 「馬と駱駝」 |
2.下図は、外形に凹凸を設ける時のルールである。外形の凹凸をMnとRsとする。
「Kite」では、Mnのつくる頂角は、72°。Rsのつくる頂角は、144°となる。
「Dart」では、Mnのつくる頂角は、72°。MnとRsのつくる頂角は、36°となる。
3.Mn、Rsが重なるように並べてみる。
4.2種類のパーツ、KiteとDart。
Kite |
Dart |
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