2012年5月25日金曜日

Amazing Box

今年の作品発表は、例年より遅い7月30日からの北廸展(1W)そして10月4日からの、東京黒百合展(1W)です。これらの展覧会に出品する作品がほぼ固まりました。例年同様Fractal画像です。今年は、「Mandelbulb3D」を使って作成したものです。出品予定作品を紹介します。皆様、ぜひ展覧会にいらしてください。お待ちしております。

 今年の作品構想は、漠然と、ではあるが昨年の大震災のイメージを表現しなければという想いがあった。それをどう表現するか、どう捉えるかは、様々ある。
 大震災の結果に目を向けるのも一つであるが、地球は生命体であるということ強く印象づけたのも事実である。
 今回の作品は、そんな活発に活動する地球の構造・エネルギーや人間の活動の源となる組織・器官をおもわせるFractal画像を使って表現してみた。

北廸展出品予定作品
 今回の作品は、すべて「Amazing Box」といタイトルをつけます。全体外観は単なる立方体ですが、内部を探索したり、パラメータを変更すると、Amazing Boxと云うだけあって面白い造形が展開します。宇宙から見た地球が丸く美しいく、内部は活発な活動をしているのと類似している。
 次の2点は、F30の大きさにプリントする予定です。



 あと十数点は、自宅プリンター(PIXUS Pro9000)でA3でプリントしたものを予定しています。





構想段階のイメージも含めてPicasaに載せてあります。




 

2012年3月13日火曜日

Webアプリで画像の歪みを除去する

展覧会場などで、デジカメで撮影した絵はよっぽど上手に撮らないかぎり、歪んでいます。この歪みを取るだけに画像編集ソフトを購入する人はまずいないでしょう。
そこで、今回紹介するクラウド技術を使ったソフト、Webアプリというそうですが、Pixlr Editor(ピクセラエディター)が公開されていますので紹介します。
softnicでレビューが出ていますので、こちらも参考にしてください。
http://pixlr-editor.softonic.jp/web
このソフトは、前回紹介したものと同じく、ソフトのダウンロードは不要です。
操作はいたって簡単と思います。
勿論、このソフトには他にもたくさんの機能がありますので、試してみてはどうしょう。

まずは、Pixlr Editor(web)にアクセスします。
http://pixlr.com/editor/

下記に示す画像は、ダブルクリックすると大きな画像になるものがあります。

1.下図の画面が開きますので、「コンピューターから画像を開く」をクリックします。

2.エクスプローラが開きますので、歪を除去した画像を選びます。

3.選択した画像が表示されますが、¥ビュー¥フルスクリーンモードをチェックした方が操作しやすい。

4.エリア選択ツールをクリックし、絵の部分を選択します。

5.¥画像¥切り抜きを選びます。

6.次に¥編集¥全て選択をクリックします。切り抜いた画像全体が選択されます。

7.¥編集¥自由歪ませをクリックします。

8.四隅に青い四角が表示されますので、マウスでこの青い四角を動かし絵の歪を修正します。

9.修正ができたら、画像内をダブルクリックします。または、画像外をクリックすると、下に示すポップアップが出ますので、「はい」をクリックします。

10.これで、画像の歪み除去は終了です。

11.今回の写真もそうですが、一般に展覧会場で撮影した写真は、カブリがあったりボケがあったりしますので、¥調整¥レベルまたは¥調整¥自動レベルを実施し、その後¥フィルター¥シャープを実施します。

12.上記の画像編集を行うと、今回のように一般的には、好結果となりますが、場合によっては、まずい結果になります。その場合は、¥編集¥取り消すを行います。他の調整やフィルターを試します。

13.画像処理は、これで、全てです。あとは、できた画像を保存するだけです。¥ファイル¥保存をクリックします。

14.画像保存のポップアップが出ますので、「名前」と「フォーマット」を確認し、「OK」をクリックします。

15.エクスプローラが開きますので、保存場所と保存ファイル名をもう一度確認し「保存」をクリックします。これで終了です。

コラージュで遊ぶ

超簡単にコラージュが楽しめるサイトを紹介します。
今後普及するであろう、クラウドサービス(無料)である。
コラージュしたい写真を準備し、PhotoFuniaサイトにある「247種の効果」の中から選ぶだけです。
PhotoFunia日本語:http://jp.photofunia.com/
PhotoFunia英語:http://www.photofunia.com/
興味のある人は、下記に操作手順を記しますので試されるといいと思います。
クラウドサービスは、出始めなので、今後有料化されたり、閉鎖されたりが起こると思います。試せる時に試すのが肝心かと思います。

1.247種の効果
サイトを開くと247種の効果(Effects)が並んでいます。
効果(Effects)
2.この中から一つをクリック(選択)します。
3.画面が切り替わりますので、効果をかけたい写真を選びます。
「ファイル選択」のボタンを押します。

4.ポップアップ画面が表示されますので、1「Browse」をクリックするとエクスプローラが起動しますので、2「効果をかけたい写真」をクリックし、右した隅にある「開く」をクリックします。

5.ポップアップ画面が消え、元の画面に戻ります。新たに「Go!」のボタンができますので、これをクリックします。

6.これで、コラージュができます。画面の下にある「保存」アイコンをクリックすると、ポップアップが表示されますので、サイズを選択します。すると、自動でエクスプローラの「ダウンロード」フォルダー内にコラージュされた画像が保存されます。
<サンプル>
拝借した画像を含め、下記Picasaに保存してあります。
https://picasaweb.google.com/116692060417582869952/1
1.江澤さんの作品を拝借


2.大谷さんの作品を拝借
3.牧野さんの作品を拝借
4.故杉山さんの作品を拝借

2011年11月13日日曜日

製本された写真集を作る! その7 最終

写真の準備が整ったので、いよいよMYBOOKでの写真集の編集です。編集作業は、テンプレートを使用すれば非常に簡単です。本の大きさとページ数決めて、テンプレートを選び、写真をテンプレートの枠にドロップするだけです。もちろん各ページに掲載する写真の数とか、大きさや背景の変更も簡単です。写真にドロップシャドウを付けたければ、右クリックでポップアップがでますので簡単です。
写真の配置ができれば、文字の挿入で終了です。あとは、画面に従って発注するだけです。発注に際して、公開するに同意すると、ネット上で写真集が閲覧できます。
ハードカバーで発注しましたが、出来上がり品質はたいへん満足のいくものでした。
それと、編集に際しては、いつでも保存ができますので、じっくりと検討を重ねることができます。
つぎは、FUJIFILMフォトブックを試してみようと思い、このサービスの一つ「簡単作成タイプ」を試してみました。これは、web上で作業ができるものですが、10日間期限付きで編集保存ができる制約がついています。作業は、MYBOOKと同じかそれ以上に簡単です。しかしこの作業をしている最中にMYBOOKが送られてきましたので、FUJIの方は、発注を取りやめMYBOOKでもう一つの作品も発注しました。今度は、ソフトカバーで頼みました。機会を見つけてFUJIにも発注したいと思っています。

ネット上で閲覧できる「小石さんのスケッチ集」のWEB
http://www2.mybook.co.jp/clubmybook/library/viewer/index.php?albid=30578

2011年11月10日木曜日

製本された写真集を作る! その6

編集ツールでの操作

下記1~3は、カメラに付属のソフト(CaptureNX)を、そして4~8は、Photoshopを使っています。
1.  色調補正1 (色かぶり補正:白い部分を白くする)
  下の図で説明していきます。
  壁もグレーで白いところが見当たりませんが、ネームカードは白いはずなので、ここを白にします。また、図に示した1と2の部分では、色の濃さが違うように見えます。ここは、次の照度ムラ補正で行います。

ちなみにPhotoshopでグレースケーに変換し濃度を測ってみると、23%と42%で19%の差です。

2  色調補正2 (照度ムラの補正)
図示した1を選択し下方のスライダーを動かし  色調補正1 を行います。次に2を選択し図の長い矢印のごとくドラッグします。

3  大雑把な切り抜き (余白カット)

4  ゆがみ取り (絵を四角に整える)
ここからは、Photoshopの作業
-1.メニューバー¥選択範囲¥全てを選択 を選ぶ
-2.メニューバー¥編集¥変形¥ゆがみ を選び矩形にする
ガイドを設定すると作業がやりやすい


5  切り抜き (余白だけでなく絵の周辺もカット)

6  色調補正3 (レベル補正)
  メニューバー¥イメージ¥色調補正¥レベル補正、ホワイトポイントスライダーとブラックポイントスライダーを移動する

7  色調補正4 (必要によりカラー補正とトーンカーブ)
  今回はパス
8  フィルタ (必要によりシャープネスフィルタをかける)
今回はパス
最終的に補正した画像、ただし低解像にしてあります